2010年 11月 17日
同窓会 |
今晩パリへ帰るのですが、日本滞在中は様々な出会いや再会がありました。その中の一つがイギリス時代のロイヤルカレッジ(RCM)の同窓会。カレッジの入試は12月にロンドンで行われ、私もロンドンまで受けに行きましたが、マーケティング拡大のためか(?!)最近では先生方がアジアに出向き、入試を行ってくれているのです。学長、ピアノ科主任そして事務局長の3人がセットとなって、香港、日本、北京などを周るそうです。
今までも日本へいらした時にあわせて同窓会を行っていたようですが、私にとっては今回が初めて。私の時代とは学長も変わり、全く知らない顔が多かったのですが、思いのほか楽しく過ごせました。
私の時代は250円だったポンドも今では相当下がり、130円位になりました。しかし受験者は減り、今年はたった二人だけだったそうです。景気の悪さの問題でしょうか?
不景気に悩むイギリスも、私がいたときは丁度バブルの時期でした。いくら奨学金を貰っても学費や生活費の高いロンドンで暮らすのは本当に大変。しかし学校生活ではそのバブルの恩恵をかなり受けることが出来たと思っています。
男女の声楽、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの5人が毎年オーディションによって選ばれ、高級車ジャガーが主催する世界各地の英国大使館でのコンサートに派遣されるのです。さすがはジャガーと言う感じで、ホテルはいつも5つ星、コンサートの後はパーティー、そしてコンサートのないときも旅行中はジャガーの方に色々な高級レストランに連れて行っていただきました。フランス、イタリア、ベルギー、ポルトガル、香港、シンガポール、日本、ニュージーランド、オーストラリアとまさに世界各地でいい思いをさせていただいたのです。
ポルトガルでは大統領もいらして、隣の席でお食事をいただくと言う経験もし、シンガポールでは滞在が1週間にも及び、その間にすっかり中華料理に飽きてしまったイギリス人に毎日スターバックスに連れられ、サンドイッチを嫌々食べたり、オーストリアから24時間かけてアメリカ経由でイギリスに帰ったりと、様々な出来事がありました。
でもそんな事もバブルがはじけた今では夢のお話。ジャガーはインドの会社の傘下に入り、コンサートは勿論なくなったそうです。生き残りをかけ、カレッジも大変そうです。
私は2年間しかカレッジにいなかったために、今回参加した人で重なっていた人も少なかったのですが、様々な分野で活躍している方と知り合えました。意外にも音楽をそのまま続けている人というのは少なく、初めてお会いしたカレッジの先生にも「あなたはまだ音楽を続けているの?」とさえ聞かれたほどです。とはいえ、カレッジでの経験をそれぞれの場に生かし活躍している姿には、大いに励まされました。
今までも日本へいらした時にあわせて同窓会を行っていたようですが、私にとっては今回が初めて。私の時代とは学長も変わり、全く知らない顔が多かったのですが、思いのほか楽しく過ごせました。
私の時代は250円だったポンドも今では相当下がり、130円位になりました。しかし受験者は減り、今年はたった二人だけだったそうです。景気の悪さの問題でしょうか?
不景気に悩むイギリスも、私がいたときは丁度バブルの時期でした。いくら奨学金を貰っても学費や生活費の高いロンドンで暮らすのは本当に大変。しかし学校生活ではそのバブルの恩恵をかなり受けることが出来たと思っています。
男女の声楽、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの5人が毎年オーディションによって選ばれ、高級車ジャガーが主催する世界各地の英国大使館でのコンサートに派遣されるのです。さすがはジャガーと言う感じで、ホテルはいつも5つ星、コンサートの後はパーティー、そしてコンサートのないときも旅行中はジャガーの方に色々な高級レストランに連れて行っていただきました。フランス、イタリア、ベルギー、ポルトガル、香港、シンガポール、日本、ニュージーランド、オーストラリアとまさに世界各地でいい思いをさせていただいたのです。
ポルトガルでは大統領もいらして、隣の席でお食事をいただくと言う経験もし、シンガポールでは滞在が1週間にも及び、その間にすっかり中華料理に飽きてしまったイギリス人に毎日スターバックスに連れられ、サンドイッチを嫌々食べたり、オーストリアから24時間かけてアメリカ経由でイギリスに帰ったりと、様々な出来事がありました。
でもそんな事もバブルがはじけた今では夢のお話。ジャガーはインドの会社の傘下に入り、コンサートは勿論なくなったそうです。生き残りをかけ、カレッジも大変そうです。
私は2年間しかカレッジにいなかったために、今回参加した人で重なっていた人も少なかったのですが、様々な分野で活躍している方と知り合えました。意外にも音楽をそのまま続けている人というのは少なく、初めてお会いしたカレッジの先生にも「あなたはまだ音楽を続けているの?」とさえ聞かれたほどです。とはいえ、カレッジでの経験をそれぞれの場に生かし活躍している姿には、大いに励まされました。
by lisa_oshima
| 2010-11-17 10:53
| エトセトラ