2012年 03月 24日
新エトワール誕生 |
昨日バレエ「バイヤデール」の公演で、新しいエトワールが誕生しました。
Ludmila Paglieroです。とは言っても、彼女の踊りを客席から見たこともなく、またあまり容姿がタイプではない(単なる個人的趣向ですが)ために、注目して眺めることもしていませんでした。ただ祖国で既にスターとしての活躍をしていた彼女が、パリでも頂点まで上り詰めるにはあまり時間を要さなかったようです。
今回のバイヤデールは波乱含みで、先日テレビ収録の日にはドロテ・ジルベールが途中で負傷し交代となってしまいました。2幕の途中で指揮台の下についている電話が鳴り、舞台裏から何かのメッセージを指揮者が聞いていたのですが、結局それが交代を伝えるものだったようです。その後マチルダ・フルステーがドロテの衣装で現れ、何事も無いかのように踊り、幕が降りてから交代を伝えるアナウンスがありました。
そして2回目の収録となった昨日は、そのマチルダすらが降板しLudmilaが踊ったようです。そしてそのことが評価されてのエトワール昇格。
これだけ長く勤めていながら、エトワール昇格に立ち会うのは実は初めて。公演の後に芸術監督が出てきてアナウンスするために、舞台に指揮者が出てきたと同時に退散するオケのメンバーはもう既にいないかまばらなことが多いのです。幸い、今回は収録があったためにあまりそそくさと帰るのもためらわれ、ピットにしばらくいたらこのような場に立ち会えました。
しかしエトワールになった当人、もちろん喜んでいましたが何かもう予期していたかのような感が・・・。あまりびっくりしている様子もなく、堂々と受け入れていました。これからはきちんと注目して踊りを見たいと思います。
さて、このバイヤデール。3時間弱ですが、肉体的疲労は6時間弾いた後のよう。ドンチャン騒ぎのファンファーレか眠くなるようなスローなメロディーしかありません。まだどんちゃん騒ぎはそれなりに発散されるので楽しいのですが、何十ページも永遠に動きのないものが続くと、気が遠くなりそうになり発狂しそうになってしまいます。あと残り7回、体力も精神力ももつのでしょうか・・・。
Ludmila Paglieroです。とは言っても、彼女の踊りを客席から見たこともなく、またあまり容姿がタイプではない(単なる個人的趣向ですが)ために、注目して眺めることもしていませんでした。ただ祖国で既にスターとしての活躍をしていた彼女が、パリでも頂点まで上り詰めるにはあまり時間を要さなかったようです。
今回のバイヤデールは波乱含みで、先日テレビ収録の日にはドロテ・ジルベールが途中で負傷し交代となってしまいました。2幕の途中で指揮台の下についている電話が鳴り、舞台裏から何かのメッセージを指揮者が聞いていたのですが、結局それが交代を伝えるものだったようです。その後マチルダ・フルステーがドロテの衣装で現れ、何事も無いかのように踊り、幕が降りてから交代を伝えるアナウンスがありました。
そして2回目の収録となった昨日は、そのマチルダすらが降板しLudmilaが踊ったようです。そしてそのことが評価されてのエトワール昇格。
これだけ長く勤めていながら、エトワール昇格に立ち会うのは実は初めて。公演の後に芸術監督が出てきてアナウンスするために、舞台に指揮者が出てきたと同時に退散するオケのメンバーはもう既にいないかまばらなことが多いのです。幸い、今回は収録があったためにあまりそそくさと帰るのもためらわれ、ピットにしばらくいたらこのような場に立ち会えました。
しかしエトワールになった当人、もちろん喜んでいましたが何かもう予期していたかのような感が・・・。あまりびっくりしている様子もなく、堂々と受け入れていました。これからはきちんと注目して踊りを見たいと思います。
さて、このバイヤデール。3時間弱ですが、肉体的疲労は6時間弾いた後のよう。ドンチャン騒ぎのファンファーレか眠くなるようなスローなメロディーしかありません。まだどんちゃん騒ぎはそれなりに発散されるので楽しいのですが、何十ページも永遠に動きのないものが続くと、気が遠くなりそうになり発狂しそうになってしまいます。あと残り7回、体力も精神力ももつのでしょうか・・・。
by lisa_Oshima
| 2012-03-24 06:49