2008年 01月 20日
秘密のドア |
昨日はドレスリハーサルでした。プリミエ前に本番と同じ状態でやる最後のリハーサル。公開なので関係者やカメラマンなどが招待されますが、私たちも大抵招待状をもらうことが出来ます。公演ではオーケストラの団員だからといって、何の割引もメリットもないので、ドレスリハーサルは私たちにとって家族や友人を招待できる唯一の場所なのです。そこで休み時間になるとみんな自分が招待した人に会うため、ピットから客席へ出ます。
ピットは地下一階にあるため、階段を上って客席へ行くのですが、かなり複雑で5つものドアを開けなければいけません。
いまだにどこのドアを開けるのか迷ってしまうほどです。
最後のドア、つまり客席につながるドアには秘密の仕掛けがあります。内側から見ると普通に押すだけのドアなのですが、外側(客席側)から見るとただの壁です。触ってみると模様だと思っているところに微妙な隙間があり、そこがドアだということがわかるのですが、見るだけでは全くわかりません。
(閉じているとただの壁に見えます。)
オペラに入った頃、外側がまさかそんなわからないようになっているとは知らず、休み時間が終るぎりぎりまで友達に会い、その後急いでピットに戻ろうとしたらドアが見つからない・・・そして近くの係の人に聞いても、オケの人間という証明もなく信用してもらえず、泣きそうになったときに他のメンバーが来て事なきを得たということもありました。
やっと今では場所も覚え、自由に出入りできるようになりました。
(写真は、秘密のドアの開いたところと閉じたところです。)
ピットは地下一階にあるため、階段を上って客席へ行くのですが、かなり複雑で5つものドアを開けなければいけません。
いまだにどこのドアを開けるのか迷ってしまうほどです。
最後のドア、つまり客席につながるドアには秘密の仕掛けがあります。内側から見ると普通に押すだけのドアなのですが、外側(客席側)から見るとただの壁です。触ってみると模様だと思っているところに微妙な隙間があり、そこがドアだということがわかるのですが、見るだけでは全くわかりません。
オペラに入った頃、外側がまさかそんなわからないようになっているとは知らず、休み時間が終るぎりぎりまで友達に会い、その後急いでピットに戻ろうとしたらドアが見つからない・・・そして近くの係の人に聞いても、オケの人間という証明もなく信用してもらえず、泣きそうになったときに他のメンバーが来て事なきを得たということもありました。
やっと今では場所も覚え、自由に出入りできるようになりました。
(写真は、秘密のドアの開いたところと閉じたところです。)
by lisa_Oshima
| 2008-01-20 09:43
| パリ・オペラ座