2008年 06月 23日
バレエ |
今シーズン最後の演目である「La dame aux Camelias」(椿姫)の幕が開きました。
音楽は全てショパンであるこの演目は、1幕と3幕だけオケ伴奏つきのピアノ曲、そして2幕はピアノソロ、と15曲のショパンのピアノ曲から成り立っています。
それを二人のピアニストで分担していますが、指揮に合わせながらもモニターで舞台の様子を自分でチェック、というように相当大変そうです。
それとは裏腹にオーケストラは2幕が休みとなるので1時間以上も休み時間があります。なのでその間、近くのカフェでお茶をしたり・・・。
昨日の初日も休み時間に近くのカフェに行き、時間ぎりぎりに戻って3幕の始まりを待っていましたが、なかなか始まりませんでした。
15分くらい遅れてやっとピットへ呼ばれ調弦が終ると、バレエの芸術監督が舞台へ出てきました。2幕の終わりに主役の男性エルヴェ・モローが怪我をして、これ以上続けられないということでした。もう少し後の公演で踊る予定だったダンサーに急遽変更。そして相手役の女性アニエス・ルテステュも同時に変更ということでした。
ほんの20分くらいの間に衣装を着てウォーミングアップをし、舞台に立つというのは本当に大変な負担です。しかもその代役カップルは今までこの舞台を踏んだことがなく、全く初めて。オケの人たちもどうなるのか冷や冷やでした。そして3幕の一番のヤマであるバラード1番の曲に乗ったパドドゥ。幸いオケは休みだし、壁側にいた私は舞台を見ることが出来ました。
こちらにまで緊張感が伝わってくるほどぴりぴりした空気の中、本当に素晴らしい踊りを披露してくれ、客席からもものすごいブラヴォーが飛び、やっと安心できました。
リハーサル中にバレリーナの奇声が聞こえ、怪我をしてしまった所に遭遇したことはありましたが、本番でのハプニングは初めてでした。
しかしこの怪我は本当に残念でなりません。その前の日に行われたドレスリハーサルの際に、彼の素晴らしい2幕の踊りを見て、今度降り番の日に彼の踊りを見に来たいなと思っていた所だったので・・・。1日も早い回復を祈るのみです。
音楽は全てショパンであるこの演目は、1幕と3幕だけオケ伴奏つきのピアノ曲、そして2幕はピアノソロ、と15曲のショパンのピアノ曲から成り立っています。
それを二人のピアニストで分担していますが、指揮に合わせながらもモニターで舞台の様子を自分でチェック、というように相当大変そうです。
それとは裏腹にオーケストラは2幕が休みとなるので1時間以上も休み時間があります。なのでその間、近くのカフェでお茶をしたり・・・。
昨日の初日も休み時間に近くのカフェに行き、時間ぎりぎりに戻って3幕の始まりを待っていましたが、なかなか始まりませんでした。
15分くらい遅れてやっとピットへ呼ばれ調弦が終ると、バレエの芸術監督が舞台へ出てきました。2幕の終わりに主役の男性エルヴェ・モローが怪我をして、これ以上続けられないということでした。もう少し後の公演で踊る予定だったダンサーに急遽変更。そして相手役の女性アニエス・ルテステュも同時に変更ということでした。
ほんの20分くらいの間に衣装を着てウォーミングアップをし、舞台に立つというのは本当に大変な負担です。しかもその代役カップルは今までこの舞台を踏んだことがなく、全く初めて。オケの人たちもどうなるのか冷や冷やでした。そして3幕の一番のヤマであるバラード1番の曲に乗ったパドドゥ。幸いオケは休みだし、壁側にいた私は舞台を見ることが出来ました。
こちらにまで緊張感が伝わってくるほどぴりぴりした空気の中、本当に素晴らしい踊りを披露してくれ、客席からもものすごいブラヴォーが飛び、やっと安心できました。
リハーサル中にバレリーナの奇声が聞こえ、怪我をしてしまった所に遭遇したことはありましたが、本番でのハプニングは初めてでした。
しかしこの怪我は本当に残念でなりません。その前の日に行われたドレスリハーサルの際に、彼の素晴らしい2幕の踊りを見て、今度降り番の日に彼の踊りを見に来たいなと思っていた所だったので・・・。1日も早い回復を祈るのみです。
by lisa_Oshima
| 2008-06-23 05:13
| パリ・オペラ座