2008年 11月 26日
11月25日 |
25日はフィデリオの初日でした。普段は開演前のオペラ座入り口と言うと、人で溢れているのですが、この日は何故か閑散とした感じでした。そして中へ入ると、ゴージャスな正装の紳士淑女が談笑し、係の人までもがみんないつもと違う素敵な装いをしているガラ公演の日だと気付きました。
AROPと言う特別会員のためのこのガラ公演、普段は公演の中頃に設定されますが、このフィデリオは何故か初日。これには深い訳がありました。
11月25日はモルティエ総裁のお誕生日。オペラ座最後の年となる今年のお誕生日を、ご自分の一番好きなオペラ、フィデリオの初日としてお祝いしたかったそうなのです。多分その為にガラ公演とし、ゴージャスな雰囲気で盛り上げたのでしょう。
普段初日は、一番辛口の観客層で、ブーが出ることもしばしばありますが、この日はさすがにそのようなお客様は見当たらず、皆儀礼的な拍手をするのみでした。
そして公演終了後、舞台裏にある広間で出演者にシャンパンが振舞われました。オケのチェロセクションがハッピーバースデーの曲を演奏し、モルティエ氏を迎えました。本当に嬉しそうで幸せそうな感じでした。しかし、いつもならフォションなどのケータリングで豪華な振る舞いなのに、この日はおつまみ程度。しかもソリスト陣も来ると期待していたのに、誰もいず、指揮者すらいない・・・。モルティエ氏も挨拶を終えるとそそくさと出て行ったことから考えると、そちら側のお偉方はきっと、お客様とのゴージャスディナーのほうに行っていたのでしょう・・・。
AROPと言う特別会員のためのこのガラ公演、普段は公演の中頃に設定されますが、このフィデリオは何故か初日。これには深い訳がありました。
11月25日はモルティエ総裁のお誕生日。オペラ座最後の年となる今年のお誕生日を、ご自分の一番好きなオペラ、フィデリオの初日としてお祝いしたかったそうなのです。多分その為にガラ公演とし、ゴージャスな雰囲気で盛り上げたのでしょう。
普段初日は、一番辛口の観客層で、ブーが出ることもしばしばありますが、この日はさすがにそのようなお客様は見当たらず、皆儀礼的な拍手をするのみでした。
そして公演終了後、舞台裏にある広間で出演者にシャンパンが振舞われました。オケのチェロセクションがハッピーバースデーの曲を演奏し、モルティエ氏を迎えました。本当に嬉しそうで幸せそうな感じでした。しかし、いつもならフォションなどのケータリングで豪華な振る舞いなのに、この日はおつまみ程度。しかもソリスト陣も来ると期待していたのに、誰もいず、指揮者すらいない・・・。モルティエ氏も挨拶を終えるとそそくさと出て行ったことから考えると、そちら側のお偉方はきっと、お客様とのゴージャスディナーのほうに行っていたのでしょう・・・。
by lisa_Oshima
| 2008-11-26 18:18
| パリ・オペラ座