2009年 04月 01日
大失敗の日 |
日曜日からサマータイムになり、ますます陽が長くなりました。
その翌日、台湾人の同僚のお家でランチをご馳走になる約束になっていました。大抵こちらでお呼ばれされるときは、住所と玄関コードそして何階のどこかと言うことを教えられ、自分で行くのですが、心優しい彼女は駅に着いたときに電話してくれたら迎えに行くからということで、住所以外の一切のインフォメーションを与えてくれませんでした。
日本のカレーを作ってくれると言うことでしたが、正直カレーより中華のほうがよかったな・・・なんて思いながら駅に着いたので電話しようとすると・・・。入っていると思っていたのに、携帯のアドレス帳には彼女の番号がありません。共通の友達に電話しても留守だし、オペラに電話してもお昼時で出払っているのか誰も出ない・・・。うちが近かったら住所録を取りに戻れるけれど、かなり遠いのでそれも無理。
それでもアパートに行けばインターフォンで何とかなるかなと思っていました。しかしインターフォンもなく個人の名前が書いてあるものは何もなく、あるのはコードのついたドアのみでした。アパートの住人が出てきたのでとりあえず中に入ったけれど、かなり世帯数も多いし、表札はもちろんない。管理人室へ行っても丁度昼休み中らしく、大きなテレビの音がしているのに出てくれません。
絶望的な気分になりながら通りかけの住人の人に、彼女を知ってますか?と聞いてまわりました。アジア人だし目立つからか、知っているという人は何人かいてもどこに住んでいるのかはわからない人ばかりでした。そうこうして30分。ようやく彼女は3階に住んでいるわよ、といってくれた人に出会いました。しかしそれのどこかはわからないと・・・・。
言われたエレベーターで3階に行くと、そこには4世帯。後はカレーのにおいのするお家を探せばいいから、楽・・・。と思っていたのにどこの家からもカレーのにおいはしない。。ただ、1件ブザーに夫婦の名前が書いているうちがあり、そこではないだろうと言うことで3分の1の確率になりました。そしてその中の1件はかなり大きな音量でテレビを見ている感じで、これでもきっとないだろう・・・。残るは2件になりました。
しょうがないので意を決し、そのうちの1件のブザーを押すと中からおばあさんの「誰なの??」と言う大きな声が・・・。「すみません、間違えました。」と言い残し、もう一方の家へ。彼女が出てくると確信しながらブザーを押すと、出たのはフランス人女性。そして、彼女は隣の部屋よと、何故か夫婦の名前が書いてあった部屋を指差したのでした。
よりによって絶対ここではないと思っていた部屋だったとは・・・。そしてついに彼女が出てきました。彼女も相当驚いて、どうしてここが分かったの??と・・・。彼女は彼女で、遅いのできっとサマータイムになったのを知らないのだろうと思い、1時間たっても来なかったら電話しようと思っていたのだそうです。ブザーにある夫婦の名前は、彼女の前に住んでいた人たちの名前。一人暮らしと知られるのも怖いから、そのままにしておいたとか・・・。
そしてお昼のカレーはと言うと、日本のカレールーの賞味期限がかなり切れていたので、それは捨ててしまって近くのスーパーで瓶詰めのインドカレーと言うのを買ってみて作ったと言うことでした。インドカレーともかなり違いそうなそのカレーを恐る恐る食べてみると、にわかに甘辛い、でもほとんど味のしない奇妙なものでした。二人ともほとんど食が進まず、結局サラダとお菓子でおなかを一杯にした感じでした。
その翌日、台湾人の同僚のお家でランチをご馳走になる約束になっていました。大抵こちらでお呼ばれされるときは、住所と玄関コードそして何階のどこかと言うことを教えられ、自分で行くのですが、心優しい彼女は駅に着いたときに電話してくれたら迎えに行くからということで、住所以外の一切のインフォメーションを与えてくれませんでした。
日本のカレーを作ってくれると言うことでしたが、正直カレーより中華のほうがよかったな・・・なんて思いながら駅に着いたので電話しようとすると・・・。入っていると思っていたのに、携帯のアドレス帳には彼女の番号がありません。共通の友達に電話しても留守だし、オペラに電話してもお昼時で出払っているのか誰も出ない・・・。うちが近かったら住所録を取りに戻れるけれど、かなり遠いのでそれも無理。
それでもアパートに行けばインターフォンで何とかなるかなと思っていました。しかしインターフォンもなく個人の名前が書いてあるものは何もなく、あるのはコードのついたドアのみでした。アパートの住人が出てきたのでとりあえず中に入ったけれど、かなり世帯数も多いし、表札はもちろんない。管理人室へ行っても丁度昼休み中らしく、大きなテレビの音がしているのに出てくれません。
絶望的な気分になりながら通りかけの住人の人に、彼女を知ってますか?と聞いてまわりました。アジア人だし目立つからか、知っているという人は何人かいてもどこに住んでいるのかはわからない人ばかりでした。そうこうして30分。ようやく彼女は3階に住んでいるわよ、といってくれた人に出会いました。しかしそれのどこかはわからないと・・・・。
言われたエレベーターで3階に行くと、そこには4世帯。後はカレーのにおいのするお家を探せばいいから、楽・・・。と思っていたのにどこの家からもカレーのにおいはしない。。ただ、1件ブザーに夫婦の名前が書いているうちがあり、そこではないだろうと言うことで3分の1の確率になりました。そしてその中の1件はかなり大きな音量でテレビを見ている感じで、これでもきっとないだろう・・・。残るは2件になりました。
しょうがないので意を決し、そのうちの1件のブザーを押すと中からおばあさんの「誰なの??」と言う大きな声が・・・。「すみません、間違えました。」と言い残し、もう一方の家へ。彼女が出てくると確信しながらブザーを押すと、出たのはフランス人女性。そして、彼女は隣の部屋よと、何故か夫婦の名前が書いてあった部屋を指差したのでした。
よりによって絶対ここではないと思っていた部屋だったとは・・・。そしてついに彼女が出てきました。彼女も相当驚いて、どうしてここが分かったの??と・・・。彼女は彼女で、遅いのできっとサマータイムになったのを知らないのだろうと思い、1時間たっても来なかったら電話しようと思っていたのだそうです。ブザーにある夫婦の名前は、彼女の前に住んでいた人たちの名前。一人暮らしと知られるのも怖いから、そのままにしておいたとか・・・。
そしてお昼のカレーはと言うと、日本のカレールーの賞味期限がかなり切れていたので、それは捨ててしまって近くのスーパーで瓶詰めのインドカレーと言うのを買ってみて作ったと言うことでした。インドカレーともかなり違いそうなそのカレーを恐る恐る食べてみると、にわかに甘辛い、でもほとんど味のしない奇妙なものでした。二人ともほとんど食が進まず、結局サラダとお菓子でおなかを一杯にした感じでした。
by lisa_Oshima
| 2009-04-01 18:20
| パリ