2009年 05月 25日
最終日とノートルダム |
長かった仮面舞踏会も12回の本番を経て、やっと終了しました。この曲から解放された喜びは本当にひとしおです。最終日、3幕の仮面舞踏会が行われるシーンでは、最後と言うことでチェロセクションの人たちがお揃いのマスクを用意し、皆でいっせいに黒いマスクをして怪傑ゾロのような姿でチェロを弾いていたのでした。客席からは見えないし、本当は自己満足だけなのですが・・・。それでも最終日と言うのは何かをやりたい浮き足立った気分になるのです。
以前プロコフィエフの「3つのオレンジの恋」をやったときは、舞台上のピエロと同じようなメイクを皆が化粧室へ行ってしてもらい、至る所に真っ赤な丸いほっぺたのピエロ姿をした同僚がいました。私も脅迫のように化粧室へ連れて行かされ、丸い赤い鼻をつけることは免れたものの、コメディアンのようなメイクを初めてしてもらったのでした。
さて先週から本当にお天気の良い日が続いているパリですが、ウィーンから高校時代の親友が泊まりに来ました。たった2泊の短い滞在でしたが、時を忘れ語り合い、楽しく過ごしました。毎日朝から観光やショッピング、そして夜は本番が始まるぎりぎりに仕事場へ滑り込み、仕事と言う日々。そして夜は思い出話から永遠に話は止まらず・・・。
今回彼女と一緒に初めてノートルダム寺院に上りました。下の教会の方はミサを始め、数え切れないほど行っているのに、塔へは上ったことがなかったのです。教会へ入る為でさえものすごい数の人が外で並んでいたのですが、入れる人数が少ない塔の方は相当待ち時間もかかる様子でした。しかしそこで威力を発揮したのが私のカード。フランスの芸術家連盟(?)のようなものにオペラが所属しているので、国立の美術館などにはそのカードがあれば並ばずに入れます。何故かノートルダムでもそのカードが使え、長く並んでいる人を横目に私がカードを見せると警備員はさっと通してくれるのでした。何も知らない友達は「え~顔パスなの??」と大興奮。「そう、毎年多額な寄付しているからね・・・」と言う私の冗談を見事に信じていました。しかし並んでいる人達に対しては少しばかり心が痛むのですが・・・。
塔の上に行く長い階段ではすぐ疲れ、体力の衰えを痛感しながらよろよろになっていたのですが、上から見る眺めはやはり素晴らしく、やっぱりパリって綺麗だなと思わざるを得ませんでした。
以前プロコフィエフの「3つのオレンジの恋」をやったときは、舞台上のピエロと同じようなメイクを皆が化粧室へ行ってしてもらい、至る所に真っ赤な丸いほっぺたのピエロ姿をした同僚がいました。私も脅迫のように化粧室へ連れて行かされ、丸い赤い鼻をつけることは免れたものの、コメディアンのようなメイクを初めてしてもらったのでした。
さて先週から本当にお天気の良い日が続いているパリですが、ウィーンから高校時代の親友が泊まりに来ました。たった2泊の短い滞在でしたが、時を忘れ語り合い、楽しく過ごしました。毎日朝から観光やショッピング、そして夜は本番が始まるぎりぎりに仕事場へ滑り込み、仕事と言う日々。そして夜は思い出話から永遠に話は止まらず・・・。
今回彼女と一緒に初めてノートルダム寺院に上りました。下の教会の方はミサを始め、数え切れないほど行っているのに、塔へは上ったことがなかったのです。教会へ入る為でさえものすごい数の人が外で並んでいたのですが、入れる人数が少ない塔の方は相当待ち時間もかかる様子でした。しかしそこで威力を発揮したのが私のカード。フランスの芸術家連盟(?)のようなものにオペラが所属しているので、国立の美術館などにはそのカードがあれば並ばずに入れます。何故かノートルダムでもそのカードが使え、長く並んでいる人を横目に私がカードを見せると警備員はさっと通してくれるのでした。何も知らない友達は「え~顔パスなの??」と大興奮。「そう、毎年多額な寄付しているからね・・・」と言う私の冗談を見事に信じていました。しかし並んでいる人達に対しては少しばかり心が痛むのですが・・・。
塔の上に行く長い階段ではすぐ疲れ、体力の衰えを痛感しながらよろよろになっていたのですが、上から見る眺めはやはり素晴らしく、やっぱりパリって綺麗だなと思わざるを得ませんでした。
by lisa_Oshima
| 2009-05-25 16:14
| パリ