2009年 09月 11日
ミレイユ |
長い練習期間だったオペラ「ミレイユ」も、2回の通しリハーサルのあと、来週開幕します。
この10日間、なんと忍耐を強いられる日々だったことでしょう・・・。発散できるような音楽ではない上に、練習の進み方も超スローペース・・・。
今回の指揮のミンコフスキーはバロックを中心とする室内オーケストラで活躍しています。人柄もおっとりとして、いつもニコニコとやさしいのですが、リハーサルの際にはそのような性格が災いしてしまいます。指揮者は音を小さくしたり、大きくするときに左手でそれを示し指示しますが、彼の場合いちいち止めて手を合わせ小声でお願いするので、少しのことを直すのでもとても時間がかかってしまいます。ただでさえ忍耐力のないフランス人。色々なところから文句が聞こえてきます。
しかしやっと今日でこの細切れの練習の日々から開放されました。今まで全体の流れがまるで見えない練習だったので、舞台で何が起こっているのかも、よくわかりませんでしたが明日には全体像が見えるようになるでしょう・・・。
さて、パリは今週気候が本当にころころ変わっています。数日前は真夏のような青い空で、30度以上あったのですが、急に冷えだしました。お天気の日に昼間から真っ暗のオケピットで仕事をしていると、休み時間に窓の外に広がる太陽を見て恨めしく感じますが、寒くなるのも物悲しくなってしまいます。
この10日間、なんと忍耐を強いられる日々だったことでしょう・・・。発散できるような音楽ではない上に、練習の進み方も超スローペース・・・。
今回の指揮のミンコフスキーはバロックを中心とする室内オーケストラで活躍しています。人柄もおっとりとして、いつもニコニコとやさしいのですが、リハーサルの際にはそのような性格が災いしてしまいます。指揮者は音を小さくしたり、大きくするときに左手でそれを示し指示しますが、彼の場合いちいち止めて手を合わせ小声でお願いするので、少しのことを直すのでもとても時間がかかってしまいます。ただでさえ忍耐力のないフランス人。色々なところから文句が聞こえてきます。
しかしやっと今日でこの細切れの練習の日々から開放されました。今まで全体の流れがまるで見えない練習だったので、舞台で何が起こっているのかも、よくわかりませんでしたが明日には全体像が見えるようになるでしょう・・・。
さて、パリは今週気候が本当にころころ変わっています。数日前は真夏のような青い空で、30度以上あったのですが、急に冷えだしました。お天気の日に昼間から真っ暗のオケピットで仕事をしていると、休み時間に窓の外に広がる太陽を見て恨めしく感じますが、寒くなるのも物悲しくなってしまいます。
by lisa_oshima
| 2009-09-11 05:46
| パリ・オペラ座