2012年 03月 01日
ウィーンとガット弦 |
先日少し触れましたが、3月9日にウィーンの教会でコンサートをいたします。
プログラムはルクレールの2つのヴァイオリンのソナタ第3番、B.A.ツィンマーマンの無伴奏ヴァイオリンソナタ、そしてバッハの無伴奏パルティータ第2番です。
ルクレールは桐朋時代からのお友達でウィーン在住の前田朋子さんとご一緒します。私がウィーンへ行く時はいつもいつもお世話になり、ウィーンの母的な存在なのです。
もしその時期にウィーンに旅行される方、そして住んでいらっしゃる方、よろしかったらお運びくださいませ。
今回のウィーン行きは大荷物になりそうです。というのも2台の楽器を持っていかなければいけないので…。バッハはガット弦で弾くと決めたので、他の2曲を弾くためのナイロン弦を張ったもう1台の楽器を持たねばならないのです。楽器2台を運ぶダブルケースがありますが、実際目にすると恐ろしく大きく、重い…。2台横並び型の面積は大きいけれど普通の厚みの物と、2台を重ねるために表面積は普通だけれど、異常に厚みがあるものの2種類、どちらにしようか悩みましたが、普通の厚みの物に。あまりに厚いと背負った時に不便そうだったので…。
さて、ガット弦にはだいぶ慣れてきました。なんとなくは知ってはいたものの、これも実際に目にすると色々な発見があります。
まずガット弦というのは羊の腸で出来ていて、そこに中身を詰めればソーセージになると言う代物です。楽器屋さんに弦を買いに行ったら「羊と牛どちらにしますか?」と…。牛もあるとは知りませんでした…。でも固そうだしなんとなく粗雑そうなイメージなので、無難に羊を選びました。
ナイロン弦は袋から取り出せばそのまま使えますが、ガット弦は自分で適当な長さに切り、結び目を作って引っかけてと手作業になります。結び目の作り方は人それぞれ違うようですが、私はへーバルト先生直伝の2つ結び目を作る方法です。手作り感あふれ、素朴で温かみがある姿とその音。とっても魅了されますが、その一方で力強く華やかなナイロン弦の音もやはり大好きなのです。
プログラムはルクレールの2つのヴァイオリンのソナタ第3番、B.A.ツィンマーマンの無伴奏ヴァイオリンソナタ、そしてバッハの無伴奏パルティータ第2番です。
ルクレールは桐朋時代からのお友達でウィーン在住の前田朋子さんとご一緒します。私がウィーンへ行く時はいつもいつもお世話になり、ウィーンの母的な存在なのです。
もしその時期にウィーンに旅行される方、そして住んでいらっしゃる方、よろしかったらお運びくださいませ。
今回のウィーン行きは大荷物になりそうです。というのも2台の楽器を持っていかなければいけないので…。バッハはガット弦で弾くと決めたので、他の2曲を弾くためのナイロン弦を張ったもう1台の楽器を持たねばならないのです。楽器2台を運ぶダブルケースがありますが、実際目にすると恐ろしく大きく、重い…。2台横並び型の面積は大きいけれど普通の厚みの物と、2台を重ねるために表面積は普通だけれど、異常に厚みがあるものの2種類、どちらにしようか悩みましたが、普通の厚みの物に。あまりに厚いと背負った時に不便そうだったので…。
さて、ガット弦にはだいぶ慣れてきました。なんとなくは知ってはいたものの、これも実際に目にすると色々な発見があります。
まずガット弦というのは羊の腸で出来ていて、そこに中身を詰めればソーセージになると言う代物です。楽器屋さんに弦を買いに行ったら「羊と牛どちらにしますか?」と…。牛もあるとは知りませんでした…。でも固そうだしなんとなく粗雑そうなイメージなので、無難に羊を選びました。
ナイロン弦は袋から取り出せばそのまま使えますが、ガット弦は自分で適当な長さに切り、結び目を作って引っかけてと手作業になります。結び目の作り方は人それぞれ違うようですが、私はへーバルト先生直伝の2つ結び目を作る方法です。手作り感あふれ、素朴で温かみがある姿とその音。とっても魅了されますが、その一方で力強く華やかなナイロン弦の音もやはり大好きなのです。
by lisa_Oshima
| 2012-03-01 07:11
| エトセトラ