2012年 10月 25日
医務室 |
パリのオペラ座は世界で一番大きいカンパニーだけあって、医療サービスもそれなりに充実しています。バスティーユ、ガルニエのそれぞれに医務室があり、ナースが常駐しスポーツ医学のお医者様が曜日ごとにそれぞれのオペラ座を行き来しています。
サイズ的にはやはりバスティーユの方が遥かに広く、年に1回健康診断も行われ、聴力検査の大きなボックスもあります。また私のように腱鞘炎など職業病を患っている人は、定期的に医者との問診に呼び出され、様子を報告しなければなりません。
舞台での公演というのは、事故がつきものですから、公演が終わるまでナースは舞台袖に必ず控えています。ナースといっても夜はほとんど若い男性ナースの当番ですが・・・。
私達も公演の途中で具合が悪くなったりして早退する際には、ナースや医師の診察を受けてサインをもらわなければなりません。以前このサインシステムがなかった所、あまりにも途中で帰ってしまう人が多かったので・・・。
最近ストレスが多く、疲労がピークに達していた私も、先日このシステムのお世話になりました。ストラヴィンスキーのオペラを弾いているうちに、胃が痛くめまいがしてきたので、休み時間に医務室へ。ナースは舞台袖にいて留守だったので、入口にあるナースへの直通電話をかけるとすぐに戻ってきてくれました。症状を聞いて過労に違いないと言われたものの、一応両腕の血圧を測り、血糖値まで測り両方共異常はなく、体温は37度でしたがまたもや平熱と言われ・・・。それでも薬をくれて早退届にサインをしてくれました。
下手なお医者様に行くよりも、こちらの方が簡単です。フランスでは必ず予約をしないと医者にはいけないし、社会保険も後払いされるので、まず全額払って書類を書いて社会保険へ送り、払い戻しを待つという途方もなく面倒なことをしなければならないのです。
日、英、独、仏の4カ国で社会保険のお世話になりましたが、ダントツ使い勝手が悪いのがここフランスです。
サイズ的にはやはりバスティーユの方が遥かに広く、年に1回健康診断も行われ、聴力検査の大きなボックスもあります。また私のように腱鞘炎など職業病を患っている人は、定期的に医者との問診に呼び出され、様子を報告しなければなりません。
舞台での公演というのは、事故がつきものですから、公演が終わるまでナースは舞台袖に必ず控えています。ナースといっても夜はほとんど若い男性ナースの当番ですが・・・。
私達も公演の途中で具合が悪くなったりして早退する際には、ナースや医師の診察を受けてサインをもらわなければなりません。以前このサインシステムがなかった所、あまりにも途中で帰ってしまう人が多かったので・・・。
最近ストレスが多く、疲労がピークに達していた私も、先日このシステムのお世話になりました。ストラヴィンスキーのオペラを弾いているうちに、胃が痛くめまいがしてきたので、休み時間に医務室へ。ナースは舞台袖にいて留守だったので、入口にあるナースへの直通電話をかけるとすぐに戻ってきてくれました。症状を聞いて過労に違いないと言われたものの、一応両腕の血圧を測り、血糖値まで測り両方共異常はなく、体温は37度でしたがまたもや平熱と言われ・・・。それでも薬をくれて早退届にサインをしてくれました。
下手なお医者様に行くよりも、こちらの方が簡単です。フランスでは必ず予約をしないと医者にはいけないし、社会保険も後払いされるので、まず全額払って書類を書いて社会保険へ送り、払い戻しを待つという途方もなく面倒なことをしなければならないのです。
日、英、独、仏の4カ国で社会保険のお世話になりましたが、ダントツ使い勝手が悪いのがここフランスです。
by lisa_Oshima
| 2012-10-25 04:58
| パリ・オペラ座