2008年 04月 13日
オペラ座バレエ学校 |
パリに戻ってから休む間もなく仕事をしていますが、現在の演目はオペラ「セビリアの理髪師」と「オペラ座バレエ学校の公演」です。バレエ学校のほうは早速今日から本番に入りました。オペラ座バレエ学校とはその名の通りオペラ座バレエ団に併設されている学校です。ここから未来のオペラ座団員、そしてエトワールが出てくるのです。しかし競争の激しい世界、この中からオペラ座に入団できるのは、ほんの数名です。
本当に小さいちびっ子なのに、みんなプロ意識の塊です。ガルニエの大きな舞台に臆することなく、堂々と踊っている姿を見ると本当に感心してしまいます。
未来のエトワール探しといえるこの公演は毎年1回あり、毎回完売という盛況ぶり。みんなが楽しみにしています。
今年は3演目で、特にLes Forains(旅芸人)という演目に注目が集まりました。ローラン・プティが振り付けをしたこの曲は、旅芸人の集団が哀愁を帯びて旅する光景、そしてサーカスのコミカルな場面など楽しめます。そして何よりも、子供たちの表情の豊かなこと。カーテンコールに答えて出てきたローラン・プティさんも 満足そうでした。
(中央左がローラン・プティさんです。)
まだ成長の途中にあるバレリーナたちなので、特に男の子はまだ細く、女の子をリフトすることが大変そうです。ピットからでも支える手や体がぴくぴく、震えているのがよくわかります。なかなか持ち上がらなくて、途中の姿勢で止まってしまったり、落としそうになったり・・・。リフトが決まるかどうかついチェックしてしまいます。
練習中では、失敗すると女の子に強く責められ、シュンとした顔をしている男の子たちですが、少なくとも本番ではその場で責められることはないので安心です。
(ストラビンスキーの3楽章の交響曲)
本当に小さいちびっ子なのに、みんなプロ意識の塊です。ガルニエの大きな舞台に臆することなく、堂々と踊っている姿を見ると本当に感心してしまいます。
未来のエトワール探しといえるこの公演は毎年1回あり、毎回完売という盛況ぶり。みんなが楽しみにしています。
今年は3演目で、特にLes Forains(旅芸人)という演目に注目が集まりました。ローラン・プティが振り付けをしたこの曲は、旅芸人の集団が哀愁を帯びて旅する光景、そしてサーカスのコミカルな場面など楽しめます。そして何よりも、子供たちの表情の豊かなこと。カーテンコールに答えて出てきたローラン・プティさんも 満足そうでした。
(中央左がローラン・プティさんです。)
まだ成長の途中にあるバレリーナたちなので、特に男の子はまだ細く、女の子をリフトすることが大変そうです。ピットからでも支える手や体がぴくぴく、震えているのがよくわかります。なかなか持ち上がらなくて、途中の姿勢で止まってしまったり、落としそうになったり・・・。リフトが決まるかどうかついチェックしてしまいます。
練習中では、失敗すると女の子に強く責められ、シュンとした顔をしている男の子たちですが、少なくとも本番ではその場で責められることはないので安心です。
(ストラビンスキーの3楽章の交響曲)
by lisa_Oshima
| 2008-04-13 11:13
| パリ・オペラ座