2008年 10月 10日
売られた花嫁 |
長かったリハーサルもやっと終わり、昨日「売られた花嫁」のドレスリハーサルがありました。
終演予定時刻が22時10分だったにも拘らず、実際に終ったのは22時30分でした。これは途中で拍手が鳴り止まなかったわけでも、何かアクシデントがあったわけでもありません。それなのにこれほど予定時間が変わるということは、通常のこの曲のテンポに比べてかなり遅いのです。何かいつも流れをせき止められているような、全く自然でないテンポ感つまり呼吸感の中で弾いている感じがしていたのですが、この終演時間を見て妙に納得しました。
全体的に穏やかで静かな音楽作りが好きなビエロフラーヴェク氏は、このリハーサルの直前、弦楽器の楽譜全部に、気になる部分の強弱記号を書き換えました。ページのほとんどに書き加えられた緑のペンのPやPPを見て、みんながうんざり思ったのも無理はありません。しかも通常は次回のために消せるように鉛筆で書くのが常なのに、ペンとは・・・。それに忠実に、消え入るような音で弾いていたらご満悦そうでした。
このような音楽とは裏腹に、舞台はサーカスや車が出てきたりと、にぎやかです。舞台装置自体は何だか学芸会みたいに安っぽい感じですが、お客様は楽しんでいた様子です。
終演予定時刻が22時10分だったにも拘らず、実際に終ったのは22時30分でした。これは途中で拍手が鳴り止まなかったわけでも、何かアクシデントがあったわけでもありません。それなのにこれほど予定時間が変わるということは、通常のこの曲のテンポに比べてかなり遅いのです。何かいつも流れをせき止められているような、全く自然でないテンポ感つまり呼吸感の中で弾いている感じがしていたのですが、この終演時間を見て妙に納得しました。
全体的に穏やかで静かな音楽作りが好きなビエロフラーヴェク氏は、このリハーサルの直前、弦楽器の楽譜全部に、気になる部分の強弱記号を書き換えました。ページのほとんどに書き加えられた緑のペンのPやPPを見て、みんながうんざり思ったのも無理はありません。しかも通常は次回のために消せるように鉛筆で書くのが常なのに、ペンとは・・・。それに忠実に、消え入るような音で弾いていたらご満悦そうでした。
このような音楽とは裏腹に、舞台はサーカスや車が出てきたりと、にぎやかです。舞台装置自体は何だか学芸会みたいに安っぽい感じですが、お客様は楽しんでいた様子です。
by lisa_Oshima
| 2008-10-10 17:40
| パリ・オペラ座